知ってほしいな、吃音のこと③
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自分の子どもが吃音だと知ってショックを受ける親御さんも多くいらっしゃると思います。
しかし私自身、息子の吃音にネガティブな気持ちはあまりいだきませんでした。
もちろん吃音がなくなればそれにこしたことはないのですが、吃音というものを“悪いもの”と捉えていなかったと言うのが正直なところです。
それは幼い頃から身近に吃音の方がいて、接してきていたからだと思います。
その方は、吃音はあるけれど、とても心の優しい素敵な方でした。
結婚してお子さんもいて、家族に愛されてました。
仕事もきちんとされていて、周りに信頼される方でした。
なので、吃音はあくまでも“その人のしゃべり方のひとつ”と捉えていました。
息子も吃音があるけれど、元気いっぱいの普通の3歳児です。
息子の吃音ばかりに注目するのではなく、今目の前にいる息子が息子そのものであり、そのままの息子でいいのだと思いました。
吃音に限らず、他の障がいなどもそうだと思います。
目が見えないかもしれない、歩けないかも知れない、誰かのサポートがなければ生活できないかもしれない・・・
だからといってその人がダメな人ではないはず。
ぱっと見は障がい者だから、一歩引いてしまう人もいるかもしれないけれど、そこを一歩踏み込んでその人のことを知っていくと、その人の素敵な面がたくさん見つかると思うのです。
そうすると、障がいの有無は人の優劣の基準にはならないこともわかってくるのではないでしょうか。
息子が吃音になってまだ半年ほどなので、経験も知識もまだまだ浅い私ですが、たった半年のうちにたくさんの学びをいただきました。
それは息子が吃音にならなければ知り得なかったこと。気付かなかったこと。
息子が吃音になったから、知り得たこと。気付けたこと。
子どもって親に学びを与えてくれる存在だな、とつくづく思いました。
心から感謝であります!!
現在3歳の息子は難発だった症状が連発になり、少しほっとしていた矢先、以前とは違う難発のようなしゃべり方になってきてしまいました。
残念な気持ちは正直あります。でも一番は、どんなしゃべり方でも、今この瞬間のおしゃべりを息子が心から楽しんでくれたらいいな、と思うのです。
また言語聴覚士の先生に相談しながら、息子がおしゃべりを楽しめるようにサポートしていきたいと思います。
吃音についてのブログ、お読みいただきありがとうございました!
一人でも多くの方が吃音の知識を持つことで、吃音で悩んでいる親子が早く専門家とつながったり、吃音がある方が楽しくおしゃべりできる世の中になるといいなと思います。
ありがとうございました。
*****最後までお読みいただきありがとうございました(^_^)*****
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