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知ってほしいな、吃音のこと②

前回のブログはこちらから


専門家(言語聴覚士)との面談までの間、吃音についていろいろ調べました。


まず、吃音になる原因に親の育て方は関係ないということ。

息子の吃音がひどくなった直前に、強く叱ったことがあり、もしかしてそれが原因なのでは?と自分を責めていました。

同じように自分を責めているママがいたら「ママのせいじゃないよ」と言って安心してもらいたいです。



次に、吃音には3つの症状があるということ。

①連発

 「あああああ・・・あのね」というように言葉の一部を繰り返す話し方

②伸発

 「あーーーーのね」というように言葉の一部を伸ばす話し方

③難発

 「・・・・・・あのね」というように力が入り、つまって声が出づらい話し方


①と②の話し方はまだいいのですが、③の難発になると本人は話しづらかったり、苦しかったりするそうです。


吃音のはじまりは①の連発ですが、周りからしゃべり方を指摘されたりすると「上手くしゃべらなきゃ」と思ってしまい、②伸発→③難発としゃべりにくい症状になっていってしまうそうです。


息子がまさにその通りでした。

しゃべり方をバカにしたり、からかったりしたわけではないのですが、間違った助言を信じて「ゆっくりしゃべろうね」と言っていました。そう言われて息子としては自分のしゃべり方がいけないと思ってしまったのかもしれません・・・気付いたら難発の苦しいしゃべり方になっていました。



では、親として息子にどう対処したら良いのか・・・?



一見、「ゆっくりしゃべろうね」という助言がいいように感じますが、それは本人が自分のしゃべり方を指摘されたように感じてしまうのでNG。

それよりも、本人がしゃべり終わるまでしっかり待ってあげて、しゃべり終わったら「うん、○○なんだね!」とちゃんと伝わったことを示してあげるのが良いそうです。


吃音の症状をみると「どうにかして直さなきゃ!」と思ってしまいがちですが、吃音は決して悪いことではなく、本人のしゃべり方なので、それを否定せず、周りが理解して聞く体制を整えるのが大事なのだと思いました。



それからは、夫と二人で息子がしゃべるのをおおらかな気持ちで待ちました。

どんなに言葉に詰まっても、こちらからかぶせてしゃべることはせず、笑顔で息子がしゃべりやすい空間を作るように心がけました。



続きます(^^)/





*****最後までお読みいただきありがとうございました(^_^)*****





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