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寄り添うって難しい。でも大切なこと。

先回のブログ(産後うつ②)で書きましたとおり、長期に渡る夜間授乳で心身ともに疲弊し、どうしたらいいのかわからなくなった私は助産師さんに相談してみることにしました。



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環境の変化で2時間おきの夜間授乳がまた始まってしまいました。もう数ヶ月が経ち、限界です。

夜間断乳という方法があるのは知っていますが、息子が欲しがるならあげたいという思いが強いのでなかなか踏み切れません。

すぐにおっぱいをあげてしまう私がいけないのでしょうか?

夜間断乳した方がいいのでしょうか?

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助産師さんはうんうんと私の話を聞いてくれて、はじめに私のがんばりを褒めてくれました。



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よくがんばってきたね。大変だったね。

ママがおっぱいをあげたいならあげていいと思うよ。あげたいなら無理にやめることないよ。

でも、乳首痛くない?きっと痛いと思うから、間にミルクを足してもいいかもね。

睡眠不足だと思うから、寝れそうなときは少しでも寝た方がいいよ。

本当によくがんばってきたね!

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助産師さんの言葉を聞いて、夜間授乳するたびに「これでいいのかな?間違っているのかな?」と不安だった気持ちと自分を責めていた気持ちがスーッと軽くなりました。


”大丈夫、間違ってないよ”と認めてもらえたことがとても嬉しかったです。

そして、これが『相手に寄り添う』ということなのだと思いました。


産後ドゥーラの養成講座では、『相手に共感すること』『相手に寄り添うこと』を繰り返し繰り返し学びます。

頭ではわかっていても、相手に共感し寄り添うことはとても難しいことです。


今回、助産師さんに共感してもらい、寄り添ってもらえたことで、『共感』と『寄り添う』ことの大切さを身をもって感じました。自然とやってのけてしまう助産師さん、さすがです!!

今回は寄り添っていただいた側ですが、いつか寄り添う側になったとき、相手の気持ちを大切にして心から寄り添える人になりたいと思いました。





相談した後、私は吹っ切れてもう迷うことなく夜間授乳を続けました。

そのうち、「そろそろ夜間断乳してもいいかもしれない」と自分から思えるようになり、夜間断乳を実行しました。もちろんはじめのうちは息子は泣きましたが、すぐに慣れてくれて久しぶりに夜ゆっくり眠れるようになりました。

夜眠れるって、こんなにありがたいことなんだなー(T_T)としみじみ・・・


昼間はしっかりおっぱいをあげていましたが、そのうち私の中で「もういいかな」と思うようになってきたので息子の様子をみながら卒乳しました。息子1歳1ヶ月の時でした。


おっぱいは2歳くらいまであげたいと思っていた私ですが、自分の中で納得のいく量をもう与えたのでしょう。

卒乳の日はなんだか切なくて泣けてしまいましたが、その後は晴れ晴れとした気持ちでした。


自分で納得して卒乳できたのは、あの日助産師さんに寄り添ってもらえたからだと思います。

卒乳の日まで自信をもって授乳することができました。大変な時期だったけれど、授乳という息子と一対一で関われる大切なスキンシップの時間。迷うこともあったけれど、自分の思ったとおりに進めたのは助産師さんの後押しがあったからです。本当にありがとうございました。




息子との夜間授乳の日々は、相手に寄り添うことの大切さを知るために、息子が私に与えてくれた試練だったかもしれないな・・・と今になって思ったりします。

大切な経験をさせてくれてありがとう。


いつか育児をがんばるママたちに共感し寄り添えるように精進します!





*****最後までお読みいただきありがとうございました(^_^)*****




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