知ってほしいな、吃音のこと①
『吃音(きつおん)』ってご存じですか?
言葉を発するときに、「ああああ、あのね」となったり、「あーーーーのね」となったりする症状のことです。
『どもる』と言った方が聞いたことがあるかもしれませんね。
私自身も、最近まで『吃音』という言葉を知りませんでした。
息子が2歳6ヶ月くらいのとき、吃音が始まりました。
言葉が出始める時期で、まだうまくしゃべれないだけ。
一時的なもので、時間が経てば普通にしゃべれるようになる。
姪っこも同じくらいの歳にどもったけれど、その後自然に治ったから息子も大丈夫。
と思い、あまり深刻に捉えていませんでした。
しかし、息子の症状はどんどん悪化していきました。
初めのうちは、「ああああ、あのね」とか「あーーーーのね」だったのが、息を止めて顔を真っ赤にしてすごく時間をかけてやっと「・・・・・あのね」と言うのです。
そのしゃべり方が苦しいのか、しゃべることを諦め、違う簡単な言葉に言い換えたり、さらには赤ちゃんのように指差しで伝えるようになってしまったのです。
これはいけない・・・
と思い、知り合いのママに相談させていただきました。
その方のお子さんも吃音があり、吃音の情報発信をされていたので、すぐにその方のことが頭に浮かびました。
相談すると
「すぐに専門家とつながった方がいい」
とアドバイスくださいました。
専門家以外の方だと、相談しても「様子をみましょう」と言われることが多いです。
私も様子見でいいと思っていました。
吃音は2~5歳くらいに始まることが多く、8割のお子さんは自然治癒しますが、残りの2割のお子さんは幼児期が過ぎても吃音が続くそうです。
自然治癒のお子さんに対しては「様子をみましょう」でも良いのですが、それはあくまでも結果論で、自然治癒しないお子さんもいる、ということに目を向けなくてはいけないのです。
なので、息子もまだ3歳前なので自然治癒する可能性もあるけれど、「様子を見る」のではなく、きちんとした専門家の方に対処法などを教えていただき、適切な対応をしたいと思いました。
次回に続きます!
*****最後までお読みいただきありがとうございました(^_^)*****
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