出生前診断
3月21日は『世界ダウン症の日』でした。
なぜ3月21日なのかというと・・・
ダウン症がある人たちのほとんどは、性染色体を除いた22対ある染色体のうち「21」番目の染色体が「3」本あることから、2006年よりこの日が「世界ダウン症の日」として定められたそうです。
2012年より国連が制定する「国際デー」の一つとしても認定されています。
ダウン症と聞くと、出生前診断を連想してしまいます。
出生前診断をすることに賛成か反対かは、正直難しいです。
私だったら”しない”。・・・けれど、他のママたちが”する”と言っても、それは否定できないなと思います。
なぜなら、その子を産むのはそのママであり、育てていくのもママたち家族だからです。
ただ、私は子どもを授かったとき、夫と「産まれてくる子がどんな子であっても責任を持って育てよう」と誓いました。(その時のブログはこちら)
個人的には、授かる前から思っていました。
子どもを授かったからといって、必ず障がいも病気もない子を産むとは限らない。
自分が産む子どもに障がいがあるかもしれない、病気があるかもしれない・・・子どもを産み育てるにはそこの覚悟も必要だ・・・と。
ママたちにオススメしたいのが、出生前診断する前に、障がいのあるお子さんたちと実際に触れ合ってみることです。
「障がい」と聞くとマイナスなイメージを持ってしまいがちですが、実際にダウン症のお子さんたちと触れ合ってみると、とても朗らかで可愛らしいです!育てていく上での大変さはもちろんあるかもしれませんが、かといって健常児の子育てが楽というわけではありません。実際にダウン症のお子さんを育てられた親御さんのお話なども聞いたりしてみてから判断しても遅くはないと思います。
診断結果も100%ではありません。
陰性と言われたから産んでみたらダウン症だった・・・ということもあるし、陽性と言われて諦めた子が実は陰性だったかもしれないということだってあると思うんです。
私は、もし自分の子どもに障がいがあったら、きっと私たち家族にとって必要だから障がいを持ってきてくれたんだと考えます。
そう言えるのは、弟の存在がそうであったからです。
以前、ブログでも書きましたとおり、大変なこともありましたが、弟がいたから学べたことがたくさんあるし、弟がいることで家族がまとまっているような気がします。(その時のブログはこちら)
・・・そうは言っても、実際にそうなったら最初は落ち込むかもしれませんね。。
落ち込んでから立ち直ったらそう思える、というのが正直な思いかもしれません。
障がいに限らず、自分がまだそのものの一部しか見ていないのに、そこだけの情報で判断してしまっていることってたくさんあると思います。違う角度から見てみるとそのものの見え方も変わってくるかもしれません。
出生前診断・・・慎重な判断を願います。
出生前診断によって諦める命も、ひとつの立派な命であり、本人は産まれたかった、生きたかった、かもしれないから。。
*****最後までお読みいただきありがとうございました(^_^)*****
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